⑥データを組み合わせて回収率を上げる

今回はデータを組み合わせて回収率を上げていく方法についてです。

 

・前レース着順

下記の表は前レースの順位における表になります。

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前走1着~3着の馬は、勝率は高いものの回収率が悪くなっていますね。
それに比べて前走6着~9着という微妙な順位の馬の回収率が86%と高くなっています。
前走勝った馬、あと少しで勝てた馬というのは次のレースも勝つんじゃないか と馬券を買いたくなりますよね。
それによって多くの人が馬券を買うことにより回収率は下がり、
結果が何とも言えない6着~9着の馬の回収率が上がるのだと考えられます。


ここで考察を加えてみます。

競馬ではレースによって出走する馬の頭数が違います。
8頭しか出走しないレースもあれば、18頭出走するレースもあります。
例えば前走6着だった馬でも、8頭中 6着 と 18頭中 6着では大きく回収率が変わるのではないかと考えました。

そこで前レースの着順が6着~9着だった際に、
その前レースに出走していた頭数が多いか少ないかで調べると以下のようになりました。

出走頭数が少ない = 出走頭数が14頭未満のレース
出走頭数が多い = 14頭以上出走していたレース

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やはり考察通り、前走順位が6着~9着の場合、
その前レースの出走頭数が14頭以上の時と14頭未満の時では、
勝率・回収率ともに大きな差がありました。

 

ここからさらに考察を加えます。

先ほど、ダートは内枠が不利、外枠が有利というデータを出しましたが、
前走 6着~9着だったの馬の中にも、
前走で、不利なダート内枠を走った馬 と、有利な外枠を走った馬 がいるはずです。

不利を受けて負けた ということは、
本来実力があるにもかかわらず負けてしまった可能性があります。

そこで先ほどの

前走着順6位~9位 + 前走出走頭数14頭以上 に加えて、

前走ダート内枠(1・2枠)だった馬という条件を追加してみました。

すると以下の結果になりました。

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これで回収率が98%に跳ね上がりました。
収支がプラスになる回収率100%のラインまであと少しです。

 

さらにさらに、考察を加えます。


その馬が今回、一番有利であるダート外枠である8枠になったとしましょう。

その結果が以下の表になります。

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なんと回収率は117%まで上がりました。

これで期待回収率が100%を超えたので、
このパターンの馬を買い続けることで利益を出すことのできる可能性が高いということが分かりましたね。

このように色々なファクターを組み合わせることによって回収率が上がっていきます。

私は40項目以上のファクターを利用して全ての馬に期待回収率をつけ、
さらに自分なりの購入ルールを決めて実際に馬券を購入しています。

 

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